新しいクラス - 新しいアイデアのために
VibroScan QTec 3Dスキャニング振動計は、非接触かつ前例のない精度で3次元振動を測定する新しいです。画期的なマルチパス干渉計とダイバーシティの組み合わせにより、QTec® は光学感度と干渉耐性の点において新しいスタンダードを確⽴しました。
3方向からの3つの同期測定により、振動の3次元挙動すべてが測定対象となります。フロントエンドにより、各振動計がピコ秒精度で同期します。さらにMIMOに対応した信号発生器を内蔵。PSVソフトウェアを使用することで、VibroScan QTecのオブジェクトに対する相対位置を検出することで、3 本のレーザー ビームを同期させ、測定対象上の測定点に誘導します。結果は予め設定した座標系に自動的に変換され、振動方向に応じたアニメーション表示ができます。
VibroScan QTec Xtra 3Dスキャニング振動計は、NVH、音響工学、構造⼒学、超音波、FEM検証、非破壊検査などの分野において振動波形と固有モードを測定でき、最大32 MHz の周波数範囲をカバーします。Xtraレーザ は SWIR(短波赤外)波長を備えており、測定においてさらなる⼒を発揮します。XtraレーザをQTec®と組み合わせることで、理想的な3次元振動測定ができます。VibroLinkイーサネットデータインターフェイスは、振動測定データをノートPCに確実に送信し、インターフェイスの自動化をサポートします。
特長
- FEMのような高い空間分解能を備えた非接触のフルフィールド振動測定
- 反射剤塗布等が不要、最高のSNR(S/N比)
- QTec®による最大10分の1まで測定時間短縮
- 最大30m/s、32MHzまで拡張可能
- より効果的なプレゼンテーションのための高度なジオメトリ処理
- AIによる測定グリッドの作成支援
- さらなるデータ評価やスクリプトオプション
- オープンAPI
新しいクラス - 新しいアイデアのために
QTec®マルチパス干渉計による迅速で効率的な振動測定
3Dオートアライメント
PSV-3D スキャニング振動計は、新しいマシンビジョン技術により、ハンディなシングルポイント レーザドップラ振動計と同じように簡単に使用でき、トレーニングの必要性もほとんどありません。医療用具の高周波試験や応力・歪みの計測など、忠実なデータを得るためには、3つのレーザを自動的に重ね合わせて位置合わせすることが重要なポイントになります。マシンビジョンに基づく「3Dアライメントスキャン」機能により、X、Y、Zの3軸でµm精度を保証し、迅速な試験セットアップと信頼性の高い測定結果を提供します。
アクセサリとコンポーネント
光学アクセサリ

PSV-G-700 ジオメトリスキャナ
対象物の形状を計測するための高性能なレーザ距離計センサをスキャニング振動計に統合

PSV-A-526 フロントウィンドウ
埃や風、高いdBレベルの音圧からスキャン機構を保護するためのウィンドウ

A-MIR-S001/ A-MIR-S002 ミラーセット
測定に光路の屈折が必要な際に使用するミラー
三脚、テストスタンド、ポジショニングステージ

PSV-A-T51 電動スタンド
3つのスキャン ヘッドを保持できる電動スタンド。スキャンヘッドの再配置にかかる時間を節約でき、高い位置からの測定も可能。

PSV-A-T34 卓上スタンド
3台のVibroScan QTecをしっかり固定。小型部品の面内振動測定に適した構造。

PSV-A-018 システムキャビネット
モバイルワークステーションとなるPSV-A-018。 大画面モニタと全てのコンポーネントやアクセサリを収納できるスペース。
その他



A-AMP-0001 シグナルジェネレータ用アンプ
2Vの出力信号を最大10Vまで増幅。最大32MHzまで対応。

PSV-E-Ext 外部スキャナ制御
外部からの電圧信号による、走査ミラーの制御が可能。

PSV-A-430 アコースティックゲートユニット
音響ノイズが一定の閾値を超えた場合にゲート入力をアクティブにします。ブレーキ鳴きの測定など、イベントトリガー用途に適しています