風洞試験と非接触振動計

風洞試験では、大規模な空力や風の流れ、音圧を、詳細に設定した条件下で実験できます。車室内騒音は80 km/h以上の風切音が多く起因していると言われています。また、車体全体の振動によって、フロントガラスやリアウィンドウ、アンダーキャリッジなどの外面部分の振動が引き起こされます。このような風洞試験での振動計測には、ポリテックの非接触レーザドップラ振動計が最適です。レーザドップラ振動計は、遠隔からレーザを照射するだけで計測できるため、接触式計測器にように測定物に計測器を取り付ける手間がなく、また計測器自身が風の影響を受けることもありません。またレーザが透過するガラスのような素材の防風壁越しの計測も可能です。

さらにスキャニング振動計を使用すれば、時間をかけずスピーディに多点計測を実現できます。

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