超音波非破壊検査と非接触振動計

炭素繊維強化プラスチック(CFRP)の軽量構造特性は航空宇宙業界にとって効果的です。航空機の構造ヘルスモニタリングでは、CFRPの剥離や亀裂などの損傷を検出し、位置を特定するために非破壊材料試験が行われており、「ラム波」と呼ばれる薄板構造上を伝播する高周波の表面波を使う超音波非破壊検査があります。

ポリテックのスキャニング振動計は、材料試験を非接触で行うツールとして広く使用されています。CFRPのような軽量材料では、取り付けた計測器自身の重さが計測結果に影響を与えるため、非接触という特長は大きなメリットです。さらに、ラム波のような超音波領域の高い周波数の振動を計測できることも、大きな強みです。そして、数μmのレーザスポット径が高い空間分解能での多点計測を実現し、ラム波の対称モード(Sモード)と反対称モード(Aモード)を正確に検出し、伝搬モードを可視化することができます。

計測事例

ラム波を容易に検出および可視化でき、信頼性の高いデータにより定量的に解析できるので、ポリテックのスキャニング振動計は、最新の航空機の構造ヘルスモニタリングにおいて、初期の損傷の発見に役立ちます。

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