ホワイトボディを使った実験モーダル解析

車体の製造プロセスにおけるボンディングや接合では、結合減衰率を予測温度から決定することはできないため、シミュレーションの計算値に誤りが発生しがちです。したがって、ホワイトボディの実験モーダル解析は、車体の軽量化の開発プロセスにおいて、非常に重要です。

高張力鋼(ハイテン鋼)やアルミニウム、炭素繊維強化プラスチック(CFRP)などの軽量素材で作られているホワイトボディの振動計測には、ポリテックの非接触レーザドップラ振動計が最適です。さらに、ポリテックの RoboVib®は、スキャニング振動計と産業用ロボットを統合した自動振動計測ステーションであり、たとえば夜間の自動計測も実行でき、実験工程の大幅短縮に貢献します。RoboVib®のメリットは以下のとおりです。
 

  • 非接触なので重量負荷などの測定物への影響がまったくない
  • 測定点は、FEモデルのジオメトリから直接インポート可能
  • 従来の方法と比較して短い計測時間かつ自動測定が可能
  • 高い空間分解能により実験モーダル解析に必要な多くの測定点を設定できる

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