ハプティクス、触覚フィードバック、ハプティックディスプレイの開発・テスト
スマートフォンの普及に伴い、触覚フィードバックを利用したタッチスクリーン技術が主流となっています。しかし、革新的なユーザーインターフェースのコンセプトは、さらに一歩進んで、触覚や振動を利用したフィードバックにより、タッチスクリーンに独特の感触とユーザーエクスペリエンスを与えることです。触覚フィードバックは、例えば、どの仮想ボタンが指の下にあるか、ボタンが正常に作動したかどうかを触覚フィードバックで知らせることで、操作をより簡単に、より直感的にすることができます。 レーザドップラ振動計は、振動、超音波、表面波を利用した触覚フィードバック、触覚ディスプレイ、その他の触覚デバイスの研究開発、品質管理を継続的に行うための非接触型ハプティクス検査ソリューションを提供します。
ポリテック マガジン
Feeling the invisible
Laser vibrometry visualizing haptic feedback
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触覚試験ソリューションとしてのレーザドップラ振動計
レーザドップラ振動計では、非侵入型の方法で収集した1次元および3次元の振動データが、面内および面外のベクトル成分を正確に表現し、研究開発段階での触覚特性の完全な解析と可視化を可能にします。また製造テストでは、ポリテックのレーザドップラ振動計が、求められる触感を確実に、かつ高精度で実現します。 ここでは、ハプティック パネルを 3D スキャニング振動計の前に垂直に設置し、ハプティック パネルの上にもう 1 台の振動計を設置して、筐体の小さな開口部から位相基準としてアクチュエータの動きをキャプチャする測定セットアップをご覧ください。その結果、ハプティクス パネルの選択された測定ポイントのタイムトレースデータが表示されます。X、Y、Zの3方向について、それぞれ独立したタイムトレースが表示されます。
なぜ、HMIに触覚フィードバックを使うのか?
触覚フィードバックは、ディスプレイや操作パネルを見る必要なく、触覚的な合図を与えることでユーザーが機能やコマンドを理解することを可能にします。この触覚フィードバックは、アクチュエーターやトランスデューサーによって生成され、情報の伝達手段として機能する。また、高度なハプティック技術は、スクリーン上の物理的な質感をリアルタイムに再現することができ、深い没入感を生み出すことができる。ハプティックディスプレイの開発と、ユーザー体験の向上とコントロールパネルのためにハプティクスを使用する分野におけるイノベーターのひとつがHap2Uです。