ロール材の長さ測定

速度を測定することによって長さを測定することができます。速度から長さを算出できるからです。レーザ表面速度計(LSV)は、測定のスタート/ストップおよび測定位置を認識できます。LSVが長さ測定の開始や停止を認識する手段として、光バリアオプションがありますう。光バリアからトリガ信号を得ることにより測長を高精度に制御することができます。

ポリテックのLSVはほぼあらゆる表面上で測定を行うことができるので、たとえ汚れた表面であっても影響を受けません。非接触測定技術が、滑りや磨耗などのネガティブな影響を受けることなく正確な測定を実現しています。製品自体に傷を与えることもありません。

また、エンコーダ出力、シリアルインターフェース、LAN、プロフィバスとプロフィネット経由速度の読み取りを可能にする柔軟なインターフェースも大きな特長のひとつです。

測定事例

ポリテックのLSVは金属産業においてさまざまな長さを測定するために役に立ちます。

  • ロッド、チューブ、コイル、パネル、シートなどの製品切断長の検証
  • 長手方向に溶接された大きい口径のチューブのUプレスおよびOプレス位置検出
  • のこぎりやはさみの切断タイミング制御
  • シート材のトラッキング
     

回転チューブの鋸刃の制御

チューブ圧延機に搭載された鋸刃は、チューブの搬送速度と同期して動作します。動作速度は最大10m / sで、正確に同期されなければなりません。ポリテックのLSVはすべりや磨耗がないため、回転チューブの鋸刃を正確に制御することができます。したがって鋸刃の切断品質は最小交差を実現することができます。

鉄鋼、金属、アルミの生産工程での非接触測定 (EN)

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