フルフィールド型振動計

フルフィールド型振動計は、面全体の振動モードを測定できるため、振動発生源を特定したりするために便利です。複雑な構造を持つ測定物の振動挙動も確実に測定できます。定常振動現象を測定するためのスキャニング振動計と、非定常および過渡現象を測定するためのマルチポイント振動計(多点同時測定)があります。

振動する構造物の動的挙動を包括的かつ正確に把握することで、測定時間だけでなく開発プロセス全体にかかる時間を短縮します。固有モードと実稼動振動形状を可視化し、高い品質のデータを提供できるため、モード解析用計測ツールとして、高精度なシミュレーションモデル(FEモデル)の検証が実現できます。フルフィールド型振動計は、センシング、データ収集、解析ソフトウェアで構成された完全なソリューションです。システムは必要に応じて機能を拡張することもできます。たとえばスキャニング振動計を産業用ロボットと統合することにより、振動測定タスクを完全に自動化することもできます。

PSV-500スキャニング振動計

スキャニング振動計は、機能拡張が可能な柔軟なシステムであり、困難な測定タスクも迅速かつ直感的に測定し、実稼動振動形状および固有モードを可視化することができます。

PSV-500-3Dスキャニング振動計

3Dスキャニング振動計は、研究や製品開発において信頼性の高い正確な振動測定を実現します。測定された実稼動振動形状と固有モードは、NVHや音響または構造上の動的検証から超音波解析、FEM検証、非破壊検査まであらゆる面で役立ちます。

MPV-800 マルチポイント振動計

マルチポイント振動計は、過渡的なプロセスや接触式測定方法では不可能な測定タスクも、最大48ポイントを同時に非接触で測定できるため、振動解析の可能性を広げます。MPV-800は、固有モードだけでなく、実稼動振動形状を測定できる、革新的なレーザ測定システムです。

RoboVib®

RoboVib®は、3Dスキャニング振動計と産業用ロボットを組み合わせた、複雑な部品から完全な車体までを測定するための自動測定ステーションです。測定時間と、エラー、特に実験モーダル解析で発生するエラーを大幅に削減します。たとえば車体の測定では、以前は測定準備だけに数週間が必要でしたが、RoboVib®はわずか1〜2日で測定を完了することができます。