HSV-2000高速振動計 - 特長

HSV-2000高速振動計は、速度最大30 m/sで振動および変位を測定できます。これは、主にF1レース用高性能エンジンの開発で使用されています。

特長

  • 固定焦点または可変焦点式のHSV-700センサヘッド
  • IP-64準拠の頑丈な保護ボックス
  • 1チャネル測定または差動測定に使用可能
  • 奥まった場所の測定向けのビーム方向調整ユニットAK-800
  • 目に安全な低出力可視レーザ使用
  • 最大30 m/sまでの速度および変位測定可能
  • レーシングカーのエンジン設計改良に使用

    
システム

HSVは、ポリテックのCLVセンサに基づいて設計されています。HSVは、干渉計と低出力レーザを内蔵するHSV-800レーザユニットと頑丈でコンパクトなHSV-700センサヘッドで構成されています。HSV-700センサヘッドは、固定焦点および可変焦点の両方を取り揃えています。固定焦点のヘッドについては、被写体深度が通常より深く、変位量が大きい場合に使用されるようお奨めします。レーザユニットはHSVコントローラに接続でき、このコントローラは1チャンネル(HSV-2001)測定用と差動(HSV-2002)測定用があります。

HSV-2001は、分解能0.32 mm、最大変位± 82 mmの6レンジ変位デコーダを内蔵しています。さらに、最大振動周波数50 kHzおよび固定速度レンジ5 m/s/Vのシングルレンジ速度デコーダも備えています。

バルブ列の試験のような用途では、差動測定を行う必要があります。レーザビーム1本をバルブに照射し、もう1本をシリンダに照射します。HSV-2002には、Ch 1用、Ch 2用およびCh 1 – Ch 2用の速度出力端子が別々に設けられています。変位情報は、Ch 1およびCh 1 – Ch 2で出力されます。前面パネルの回転スイッチで、所要の速度出力信号と変位出力信号を選択します。

どちらのコントローラにも、ディスプレイがついており、被測定物からの戻り光の量がバーグラフ表示されます。実際の変位レンジは、ボタンで選択でき、液晶ディスプレイに表示されます。たとえば、あるカムシャフトの位置で測定を行う場合、前面パネルのコネクタを介して変位測定が開始されるようにすることができます。

データ取得は、既存のFFTアナライザまたはデジタルオシロスコープをアナログ信号出力端子に接続して行います。さらに、ポリテックフリンジカウンタPCボードを背面パネルのデジタル変位出力端子に接続することができます。詳細はVibSoft-FCデータシートを参照してください。

    
アクセサリ

AK-800 ビームステアリング ユニット
AK-800 ビームステアリング ユニットは、被測定物上でレーザスポットを正確に決められるように設計されています。レーザビームの位置は、光軸調整パーツでレーザビームの照射方向を回転もしくは傾斜させることにより調節できます。AK-800は、HSV-700センサヘッドの固定焦点バージョン(ff)にのみ使用できます。焦点調整は、トラバース台に載せたHSV-700センサヘッドとAK-800を動かして行います。AK-800は、オイルタイト構造で、主にバルブトレインの測定用として開発されました。

 

CLV-A-Micro 顕微鏡アダプタ
このアダプタには、標準顕微鏡アダプタのMSV-050や高速スキャン測定ができるMSV-100があり、HSV-700センサヘッドと顕微鏡をつなぐインタフェースとして使用します。

    


HSV-2000高速振動計




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