VibSoft - 特長
VibSoftは、ポリテックのシングルポイント レーザドップラ振動計システムを用いた測定データの収集と処理を行うための、ハードウェアとソフトウェアを制御するパッケージ ソフトウェアです。VibSoftでは、データの収集機能、信号復調機能、関数発生器、データ表示機能、および振動計コントローラの設定のリモートコントロール機能を制御できます。測定データは、積分/微分処理をリアルタイムに行うだけでなく、デジタルフィルタや信号アベレージングを実行することで、時間領域または周波数領域で表現できます。
VibSoft Release 4.5
More Functionality and Flexibility: Polytec has just released an improved and expanded capability version of its comprehensive software and hardware package for acquiring and processing data from Polytec’s line of single-point laser vibrometers. Among many other items, the new VibSoft release 4.5 features Windows Vista support and extended performance of the Zoom FFT function for high frequency measurements.
シングルポイント振動測定用ソフトウェア
ポリテックのシングルポイント振動計シリーズは、自社製品の性能の最適化を追求したり、純粋な動的応答を調査するエンジニアにとって不可欠な装置です。ポリテックの振動計は、ドップラ効果を原理とする正確な光学トランスデューサであり、振動している測定表面に照射したレーザの戻り光から周波数シフトを感知し、測定ポイントにおける振動速度および変位を特定します。ポリテックのVibSoftデータアクイジション ソフトウェアでは、振動計を確実に制御し、高精度なデータ収集や重要な解析を実行して、構造体の振動応答を正確に計測します。

Vibsoftは、レーザドップラ振動計へのインタフェースであり、測定データの収集や解析をインタラクティブに制御するための最適な設計が施されています。VibSoftでは、FFT解析で標準的に使用する関数を幅広く選べるなど、高度な測定機能を利用できます。また、振動計コントローラの操作や信号発生器の制御を実行できる、ポリテック振動計独自の特別な機能もあります。VibSoftの標準機能に含まれない特殊なソリューションを必要とする測定要件には、VibSoftを柔軟にカスタマイズできるソフトウェアも用意されています。
VibSoftでは、速度/変位データを収集するデータ アクイジション用チャネルを、バージョンによって2つまたは4つ利用できます。最大振動周波数範囲は80 kHzから40 MHzです。 広い領域にわたって振動を測定するスキャニング振動計には、 VibSoftではなくPSV Softwareを使用します。PSV Softwareでは、モーダル解析やFEMなどのソフトウェアとの互換性を持ち、2次元/3次元のデータ収集とビジュアル化を実行できます。
レーザドップラ振動計の詳しいしくみについては、「振動計の原理」をご参照ください。
特長とオプション
データ アクイジション
- RS-232インタフェースを介して、あらゆる振動計の設定に接続
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システムに組み込んだ信号発生器(オプション)を、標準またはユーザ設定の励起波形に設定
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測定対象物やレーザのビーム位置をライブでビデオ撮影(ビデオカメラ内蔵のOFV-534センサヘッドまたはMSV-050/100顕微鏡アダプタを使用した場合)
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任意の駆動電圧から時間応答またはFFT応答シグネチャを収集
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時間領域における入力信号を平均化
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時間/周波数領域で微積分を実行
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12,800ラインの分解能でFFT計算を実行:Zoom FFTオプション
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サードパーティ製センサの感度を校正可能
データ処理
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第3次オクターブ、マグニチュード、実数および虚数、ナイキスト線図を表示
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auto power、cross power、H1、H2、FRF、位相およびコヒーレンス関数などの信号プロパティを用いた複雑なスペクトラム解析を実行
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デジタル ハイパスフィルタ、ローパスフィルタ、およびバンドパス フィルタを作動
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Visual Basicにより自動テストルーチンを実行したり、別のソフトウェアとのインタフェースが可能
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ASCIIまたはUFF(Universal File Format)形式でのエクスポートが可能、バイナリデータへ直接アクセスしMATLABでのデータ処理に対応
統計的パラメータ
VibSoftではピーク解析機能を強化し、ベース周波数の2次、3次、・・・n次において最大12個のカーソル線をプロットできる高調波カーソルだけでなく、統計的パラメータおよび高調波オシレータのカーブ フィッティングを実行できるバンドカーソル機能が提供されています。また、VibSoftではサードパーティ製ソフトウェア(MATLABなど)でのデータアクセス用に、UFF、ASCII、およびPolyFileAccess形式で、さらにMicrosoft COMスタンダードのソフトウェア コンポーネントとしてデータをエクスポートできます。オプションで、ME'scopeバイナリ エクスポートも可能です。
ポリテック信号プロセッサのオプション
VibSoftの性能は、適切なハードウェア/ソフトウェア オプションを追加することにより飛躍的に拡張できます。さまざまな外部/内部信号発生器では、サンプル励起用に任意の波形が幅広くサポートされています。 ポリテックの信号プロセッサは、VibSoftに実装されている演算ライブラリを操作できる、強力なユーザ インタフェースです。 使いやすいスプレッドシート形式で設計され、異なるソースから収集された測定データも、簡単なドラッグ&ドロップ操作で後処理を実行できます。測定データは1のプロットに表示したり、別のプロットのトレースから引き出したり、その他のプロットに統合することができます。
VibSoft のソフトウェア バージョン
VibSoft - A/D(アナログ-デジタル)変換ベース
VibSoftパッケージには、A/Dコンバータ(ADC)ボードが含まれています。ADCボードは、振動計コントローラの出力から算出されるアナログの速度および変位信号、および多様なソースから得られるリファレンス信号のデジタル変換を行うためのものです。VibSoftは、スタンダードな振動センサからハイエンドのOFV-5000システムまで、幅広いシングルポイント レーザ振動計と連動して操作できます。標準のVibSoftは、周波数帯域80 kHz、1 MHz、または40 MHzの2チャネル構成で使用できます。OFV-5000モジュール型振動計コントローラを使用した、速度、変位、周波数応答などの測定により多くの入力が必要な場合は、拡張バージョンである4チャネル用VibSoftをご利用いただけます。PSV-400スキャニング振動計には同じ型式のADCボードが搭載されており、VibSoftをベースに後からPSVシステムにアップグレードすることもできます。
VibSoft-VDD - VDD PCベース デジタル振動計向け
VibSoft-VDDは、PCベースの振動計システム用ソフトウェア パッケージです。 VDDシステムでは、直交復調器(quadrature demodulator)によりセンサヘッドの信号から正弦および余弦成分が生成されます。 これらの成分は、測定ターゲットの動的変位を測定するために、データマネジメント システム(DMS)内の高サンプリング レートADCボードによってデジタル化されます。VDD PCベース デジタル振動計は、広い周波数帯域、 均一な応答、高い分解能でごくわずかな動的変位でも計測することができる、高性能な測定装置です。
VibSoftをベースとしたシステム構成
VibSoftパッケージは、測定データの収集、信号の復調、信号発生器、およびデータの表示を制御します。さらにこのパッケージには、コンピュータに組み込むデータアクイジション ボード、そして振動計をこのボードに接続するジャンクション ボックスが含まれています。ジャンクション ボックスは振動計の信号、信号発生器、リファレンス、トリガなどに対する入出力を実行します。ビデオカメラが搭載された振動計ハードウェアを使用する場合は、ビデオ画像を測定データとともに表示および保存できるVIB-S-Videoオプションを利用します。

すべてのVibSoftパッケージには、Visual Basic®互換のスクリプト エンジンが搭載されています。このエンジンでは、次のような自動プロセス シーケンスを実装できます。
- 測定シーケンスの実行
- 特定のフォーマットでのデータ エクスポート
- ユーザ固有の測定要件(例: デジタルI/Oポートのプログラミングによる外部機器の監視、ユーザ独自のダイアログ ボックスの作成など)
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