HSV-2000高速振動計 - アプリケーション

エンジン開発

ガス交換サイクルは、混合器の生成および燃焼プロセスに影響するので、燃焼機関を開発するという目的のためにますます重要になってきています。したがって、バルブトレーンの(運動学的かつ動力学的)性能により、改善の可能性が高くなります。現在、燃焼機関の研究・開発において、可変タイミング制御を完全にし、バルブトレーンとカムドライブとの動的特性を改善するという方向に大きな関心が寄せられています。このような改善を実現するには、バルブリフトおよび速度の対カムシャフト速さおよび角度、バルブの加速度、減速度、バウンス(弾み)、バルブタイミング(開、閉、保持期間)の各測定、ならびにその測定データと理論曲線との比較を主な分析項目として実施します。

ポリテックのHSV-2000は、バルブリフトおよびバルブ速度をそれぞれ独立して測定できる独自の測定システムであり、バルブトレーンの最先端技術に著しく貢献します。変位及び速度はそれぞれ160 mmおよび30 m/sまで測定できます。 Polytec HSV 2002のおかげでエンジン開発の技術者は、開発サイクルの早い段階で、バルブトレーン評価項目であるカム プロファィル、タイミング、ローブ角度、ばねの剛性およびバルブトレーン質量を最適化できるようになりました。何らかの修正を施した場合の影響は、バルブクローズ速度およびバルブ加速度の各測定値と、接触力および材料応力の各計算値とを比較することから判断できます。

    
タービンブレードの耐久試験

タービンブレードのような測定ターゲットの、断続的な振幅と共振周波数をモニタリングするにはHSVシリーズが最適です。耐久試験をする際にどの箇所が共振するか知りたいとき、HSVシリーズなら、離れた安全な場所から、大きな振幅の変位を非接触でモニタリングすることができます。耐久性は、数値予測の検証ができるように、亀裂が始まるまでに必要な繰り返し数によって解析します。

    
顕微鏡でインクジェットプリンタなどの吐出インクを高速測定

インクジェット プリンタで印刷する際、インクの吐出速度は30m/s程度になります。このような高速測定ができるのはHSVシリーズだけです。HSVシリーズは、CLV-A-マイクロアダプタとCCDカメラ用Cマウントアダプタを取り付けた顕微鏡と組み合わせることができ、プリンタヘッドから吐出されるインクの速度を測定することができます。

    


エンジン開発




バルブトレインの測定




タービンブレードの測定




インクジェットプリンタの吐出インクの測定