MSV-050/100 顕微鏡アダプタ - 特長
微小構造物の振動測定
MSV-050/100顕微鏡アダプタは、レーザドップラ振動計とMEMSのようなミクロスケールを結ぶ橋渡しの役目をします。光ファイバの振動計ヘッドを顕微鏡に接続できるように設計され、微小構造物のシングルポイントおよび差動振動解析を精密に行うことができます。優れた空間分解能を発揮するレーザビームのビデオ対応ステアリングをオプションで用意しています。モジュール設計なので、MSV-400顕微鏡スキャニング振動計にシステムアップが可能です。
顕微鏡レーザドップラ振動計の利点
広帯域の面外振動を瞬時に分析できるのは、レーザドップラ振動計以外ありません。LDVは、ほぼすべての駆動波形(周期、ランダム、過渡)に有効で、時間軸および周波数領域の応答に関する詳細な情報を出力することができます。オプションでピコメートルレベルの分解能や20 MHzの帯域幅にも対応でき、微小構造物の精緻かつ高度な研究をサポートします。また、ミクロスケールにおける非線形性および過渡応答の測定,ステップ応答解析の手段でもあります。
モジュールシステム
MSVの基本構成は、OFV-072ビームスプリッタと顕微鏡アダプタです。MSV-050は、OFV-072にOFV-071マニュアルビームポジショナーを接続し、MSV-100は、ピエゾアクチュエータを用いたOFV-073スキャンユニットでビームポジショナーをリモートコントロールできます。他の設定方法は、下の図で示しています。MSV-100には、ハイエンドなプログレッシブスキャンビデオが標準装備されていますが、MSV-050はオプションなので、CCDポートが備えられています。ビデオ映像や差動測定が不要なときは、市販のCCDポートを備えた顕微鏡にOFV-071-A Cマウントアダプタを取り付けて、OFV-071マニュアルビームポジショナーを直接接続して利用できます。

MSV-100 リモートコントロール顕微鏡アダプタ システム構成図
主な特徴と利点
- ポリテックのレーザドップラ振動計と顕微鏡の光学系のインタフェース
- 顕微鏡用レーザスポットで、微小構造物を高い確度で測定可能
- 高解像度ビデオ画像
- 面外振動の周波数範囲:0 Hz...20 MHz
- オプションの差動測定の設定により相対運動の測定ができ、共通回路の誤差を埋め合わせ可能
- データの表示と制御ができるMSV-100専用ソフトウエア(オプション)
- モジュール設計なので、MSA-400マイクロシステムアナライザーにアップグレード可能
わかりやすい操作
MSV-100を利用して、レーザドップラ振動計の光ファイバセンサヘッドと市販のCCDポート付き顕微鏡を簡単に組み合わせることができます。センサヘッドから照射されたレーザビームを顕微鏡の光路に送り、微小構造物からの戻り光をセンサヘッドが探知して、ヘテロダイン復調を行います。
超精密ピエゾステージを使用して、MSV-Z-040スキャナコントローラを簡単に調節し、微小構造物にレーザビームを正確に当てることができます。レーザビームの位置が適切であるかどうかは、構造物上のレーザビームの位置を捉えたライブビデオカメラ画像を見て確認できます。
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